投資【初心者向け(7)🐤】NISA(成長投資枠)に投資しましょう!

パターンメイキング

成長投資枠を使って投資をしましょう!

新NISAには2つの枠があります。1つは”つみたて投資枠”、そしてもう一つは”成長投資枠”です。

”つみたて投資枠”を少しでも投資している人は、もうひ一つの”成長投資枠”にも投資することができるようになります。”成長投資枠”がどのようなものなのか、解説していきたいと思います。

成長投資枠は、年間240万円投資が可能です。合計1,200万円までを限度として投資する事ができ期限が無期限で全額非課税になるので、通常約20%取られる税金が全て0になります。成長投資枠は”上場株式、投資信託、上場株式(個別株)”が投資対象となります。

また、成長投資枠で購入した商品をその年に売却したとしても、翌年には年間240万円の非課税の投資枠が復活するため、短期で売買しても合計1,200万分の枠がなくなるわけではありません。(※現在のつみたてNISAでは、売却してしまうと、売却分の枠が無くなります。)


投資信託、上場投資信託(ETF)、上場株式(個別株)の違いについて

主な投資対象として、投資信託、上場投資信託(ETF)、上場株式(個別株)があります。

上場投資信託のことを”ETF”、上場株式のことを”個別株”ということが多いので、覚えておきましょう。まずはそれぞれの特徴、メリット、デメリットを見ていきましょう。

※投資信託※

メリット
・全ての商品がインデックスの商品(パッケージされた詰め合わせの商品)
・配当を出さない商品は、税引き前に自動で配当再投資されるため複利効果が得やすい
・リアルタイムで購入する事ができないため、ほったらかし投資に向いている
・日本円で購入できる
・購入金額は100円からできるのでつみたてしやすい
・一つの商品で十分分散投資できている

デメリット
・リアルタイムで買うことができない
・ETF、個別株に比べて若干手数料が高い
※上場投資信託(ETF)

メリット
・全ての商品がインデックスの商品(パッケージされた詰め合わせの商品)
・年、数回の分配金や利子配当がもらえる
・リアルタイムで売買する事ができる
・日本円でも、米ドルでも購入できる
・一つの商品で十分分散投資できている

デメリット
・日本円で購入すると為替手数料がかかる
・為替の影響を受ける
・手数料が少しかかる
※上場株式(個別株)

メリット
・好きな企業に集中して投資ができる
・ETFよりも株価の上昇が期待できる
・年、数回の分配金や利子配当がもらえる
・リアルタイムで売買する事ができる
・日本円でも、米ドルでも購入できる
・手数料が少なくて済む

デメリット
・日本円で購入すると為替手数料がかかる
・為替の影響を受ける
・倒産リスクがある

それぞれにメリット、デメリットがあります。自分がどのような投資方針、好きな銘柄、資産運用をしていくかによってバリエーションはさまざまで、正解はありません。

私も、現つみたてNISAで投資信託に投資をしている以外でも、投資信託に投資をしていますし、米ドルに換えて米国のETF、個別株にも投資をしています。

少しずつ購入して、何が自分に合っているのかによって、投資方針を決めていきましょう。


悩む前に購入しましょう!

株式投資(長期投資)で一番大事なことは、投資をできるだけ早く、そして長く続けることです。

株式投資は長く続けさえすれば、トータルリターンがマイナスになる事は少ないと歴史的に証明されています。

【出所】ジェレミー・シーゲル氏著作「株式投資の未来」から作成

もちろん100%の確率かというと、未来のことなので分かりませんが、正しく投資してさえいれば、将来的にはマイナスになることはない、と私は思って投資をしています。

もちろん一時的にマイナスになることはありますが、NISA制度は長期投資用の制度として出していますので、20年後、30年後を楽しみに、投資していくようにしましょう。

続く。


最後まで読んで頂きありがとうございます!
次回も読んでもらえると嬉しいです!

イチコ

コメント

タイトルとURLをコピーしました